たすいち『ツヅキノキセキ』終演
たすいち 10周年イヤー 第4弾 第27回公演 『ツヅキノキセキ』無事に全日程を終えることができました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
たすいちには今年の3月に初めて出演させていただきました。
去年出演していた舞台をたまたま主催の目崎さんが観てくださっていたのがきっかけで、それまで観たことはなかったのですが名前は聞いたことがあったので軽い感じで出ます出ますーと出演させていただきました。
たすいちの空気は凄く暖かくてなんというかホーム感があるんですよ。客演の立場でものびのびと芝居ができる環境です。何度でも出させてもらいたい劇団です。
今回は天野隼人という役でした。
カフェの社員で普通でいることに漠然とした不安を抱えているという子でした。
普通でいたくないって気持ちは僕も抱えている気持ちですし、みんなどこかには抱えているのではないかなと思って演じていました。
作品の途中から普通じゃなくなろうとするシーンがどんどん入ってくるんですが、普通の人が普通じゃなくなろうとするバランスというか加減がどのくらいなのかを考えるのが楽しかったです。
終盤ではなかなかここまで熱いことは言えへんぞくらいの台詞も言わせていただきました。
確かに普通に日々生きてしまっているけどそれも色んな奇跡の上に成り立っているんだなと。
当日パンフレットに書いてあった目崎さんの挨拶の言葉とほぼ同じことを台詞で言うのでテーマ性みたいな部分も担っていたのかもしれませんね。
今回は公演期間中に誕生日をむかえましてまさかのサプライズまでしていただきました。
OPチェイスの確認をするよーと言われてちょうど直前の回で少しミスをしていたのでしっかりやろうと思ってやったら急に音楽が止んでみんながわーっと出てきて…
嬉しくてびっくりすると僕は棒立ちになるんだなと勉強になりました。
本当にありがとうございます。
僕が出演陣の中で一番たすいちに出たことが無かったんですよね。
なのでたすいちに僕よりなれているみなさんに頼りながらなんとか頑張れました。すっげぇ楽しかったけど。
もう一度呼んでいただけるように精進したいと思います。
ご来場いただいたお客様、関係者の方々、たすいちのみなさんありがとうございました。
またいつかどこかでお会いできるようキセキがツヅキますように。
2017.12/28 天野隼人役 林弦太